自分の能力や情熱がカタチになる。
それが、金型。
モノ作り全般に言えることですが、特に金型製作においては、できたモノは正直です。金型の世界では「偶然の成功」はまずありません。「こうすれば、こうなる」「ここがこうだったから失敗した」という理論が成り立ち、「原因」と「結果」の法則が顕著に表れるのが、「金型」の世界です。だからこそ、一人ひとりの情熱が高い精度に直結します。そして、「昨日より今日、今日より明日」と改善を続けていけば、より高精度・長寿命の金型を実現するのと同時に、おのずと自己成長につながっていくものだと考えています。
事業の拡大、社員教育の充実を通して、
新しい「佐藤精工」を創っていきます。
2017年6月1日に、代表取締役に就任しました。これを機に、会社を新しくしていこうと考えています。当社が最も大切にしている金型の品質(高精度・長寿命)向上に加え、他社では難しいヘリカルギアを鍛造するための金型の製作、加工が難しい超硬材を加工して金型にするといった独自技術をいっそう極めていくことも、今後の課題です。こうした金型製作に関わる技術やノウハウをさらに深めていくのはもちろん、新しいお客様の開拓にも積極的に取り組んでいきます。
また、社員教育の充実による技術の向上と同時に、当社の未来を支えるリーダーを育成し、彼らに無事に受け継いでもらえる体制を確立していきたいと考えています。
代表取締役 佐藤直樹